1952年 外国旅行案内 全四冊 日本交通公社 JAL 航空航路 観光地図

✳︎1952年　外国旅行案内　 ✳︎出版社：日本交通社 ✳︎サイズ　B5函入4冊組　ソフトカバー ✳︎発刊1952年（初版）→1962年発行改訂16版 ✳︎編集　矢吹勝二 ✳︎状態　外箱やページに薄く縁ヤケがありますがカキコミや地図の破れなく読モノとしては問題ありません。最終ページに蔵書印があります。 ◎全4冊 第1部 総論 第2部 カナダ・アメリカ ・中南米 第3部 ヨーロッパ 第4部 アフリカ・中近東 アジア・オーストラリ ア・ニュージーランド 　この旅行ガイドは、日本の航空業界にとって大きな転換期1952年日本航空株式会社法が公布された年に作られました。 同時に1952年8月1日、日本航空株式会社が設立され国際線への進出したプロペラ機とジェット機の併用された過渡期でした。 　当時、日本から飛行機で海外旅行の1人の旅行代金は、当時の国家国務員大卒初任給（1万9100円）の19倍という36万4000円と高額な渡航費用だった為、渡航者は新聞に記載名前は名誉な事として取り上げられた、そんな時代の1952年に初版刊行されました。 カワイイお菓子の様なパッケージ函に収められた国内初の航空機渡航用の知識の膵（すい）が集めて作られた実用的外国旅行案内本です。 ◎1952年に活躍した主な旅客機 * マーチン202型機「もく星号」: 日本初の民間航空機として、1951年から国内線で運航されていました。 * ダグラスDC-4B型機 * デ・ハビランドDH.114 ヘロン型機:（イギリス製レシプロ機） おおきなテーマごとに世界地図が多く折り込まれいて、綴じ込み式の付録トラベラーズチェックの原本見本が折り込まれ、いまはなき数々航空会社PANAMたどの情報が掲載、レストランのメニューが再現掲載された旅行案内書。これだけの情報を詰め込んでから出発するなんて、今の現代人には困難なことでしょう。 　その後、日本人の海外渡航自由化は、1964年4月1日のこと。この日に観光に観光目的のパスポートの発行が開始され、1人年1回、海外持ち出し500ドルまでの制限付きで海外への観光旅行が可能となりしました。 ◎⤵︎以下検索語句 海外渡航自由化 兼高かおる世界の旅 地球の歩き方 プロペラ機 JTB ダグラスDC7 ダグラスDC8 ダグラスDC6B ジャパン・ツーリスト・ビューロー