〔特級呪物 〕 怨念が込められた断絶の輪 縁切りリング 悪縁 決別

＊特定の人物との関係を断ち切りたい方 ＊職場や家庭で、不要な人間関係に苦しんでいる方 ＊別れた恋人や過去の縁に囚われている方 これらにお悩みの方に最適な呪物を手に入れて参りました。過去のしがらみを断ち切りたいのはあなただけではありません。しかし、実際にその願いが叶うことは非常に難しいです。 あなたがこの【断絶の輪】に辿り着いたということは、この指輪の力を得る機会が最大限に到来しているということでしょう。 先日、封呪堂宛に一通の手紙が届きました。この指輪を手に入れたきっかけです。 差出人は、長年付き合いがある霊能者であり、古い呪物の蒐集家でもあった男からの手紙でした。 手紙には、こう記されていました。 「特別な念が込められた指輪を持つ役目を終えた。長い年月をかけて持ち主を変えてきたが、次に持つべき者を探してほしい。」 この手紙を受け取った瞬間、私はその呪物の性質を調査するためにすぐに彼のもとへ向かいました。 指輪は彼の家の奥深く、金庫の中に厳重に封じられており、そこあったのは不気味で緋色に輝く石がはめ込まれた、黒色の指輪でした。 私が手に取った瞬間、掌に伝わってきたのは冷たく、何者かによって込められた鋭い"断絶"の怨念でした。まるでこの指輪自体が不要なものを拒絶する意志を持っているかのようでした。 この指輪の最初の持ち主は、19世紀ヨーロッパのとある貴族女性だといいます。 彼女は、結婚を望まぬ男との政略結婚を強要されていました。男は彼女の望まない形で彼女に近づき、婚約の催促を何度も行っていました。 しかし、彼女がこの指輪を手にした後、男は不可解な理由で結婚を破棄。以後、彼女は自由な人生を手に入れ、男は二度と彼女の前に現れませんでした。 以後、指輪は持主を変えつつも、縁を切りたいと願うたびに相手との決別がなされてきました。 誰が怨念を封じ込めたのか、この女性がいつからこの指輪を付けていたのか、どこで手に入れたのか。不気味なことにそれは何も未だに判明していません。 しかし指輪に込められた異質な怨念は、時を超えても強力に宿っている。 〔注意事項〕 ・縁を切る相手は慎重に選ぶこと。一度縁が断たれると、元に戻ることは極めて難しいです。 ・指輪が重く感じた時が兆しです。縁を切るべき相手が明確になったとき、指輪は持ち主に知らせるといわれています。