花束を渡す人はいなくても そのときめきと情熱を

※簡易的な額をおつけしますので、到着後すぐに飾れます。 彼は宇宙にいた。 どこが右で、どこが左なのかもわからない。 上も下も、過去も未来も曖昧で、 重力も、約束も、もう彼を拘束してはいなかった。 けれど不思議と、怖くなかった。 彼の腕の中には、なぜか花束があった。 誰に渡す予定もないのに、しっかりと抱きしめていた。 それは、彼が生まれたときからずっと持っていたものだったのかもしれない。 気づかないまま、ずっと心の中で咲いていたのかもしれない。 花は鮮やかだった。 誰にも見られていなくても、誰にも求められなくても、 ただそこにあるだけで、何かを照らしていた。 遠くから、奇妙な光が届く。 言葉では表せないような、壊れかけたコードのような、 ときに眩しく、ときに歪な光線。 それに照らされると、 彼の中にある花は、少しだけ熱を帯びた。 「誰にも渡せないなら、このまま抱いていればいい」 「名前も意味もいらない。 　ただ、“自分の中に咲く何か”があると知っていれば、それでいい」 そう思ったとき、宇宙は少しだけ優しくなった気がした。 この宇宙飛行士が日常の平穏と幸せを守ってくれるようにおまじないをかけました。 元自衛隊、8浪医学生の僕が描きました。 【Dalle】 医学部失敗（2014〜2015） 防衛大退校（2016） ひきこもり（2017〜2018） Fラン大中退(2019〜2022) 自動車学校中退 医学部再受験（2021/8/7～） 地方国立医大合格（2023） 【画材】 絵画の種類···その他 形式···その他 主題···その他 主な画材···マジックペン、ケント紙、色鉛筆 大きさ…A4 （キーワード）帆船、イラスト、マジックペン、苦学生、絵画、デッサン、芸術、美術、船、自衛隊、海上自衛隊、海上保安庁、医学部、医学、学生、験担ぎ、受験、合格、鯨、マンタ、牛、猫、解剖学、宇宙、宇宙飛行士